弓の上手な猟師が、山に狩りに行きました。
動物たちは、みんな逃げました。
でもライオンだけが、猟師に立ち向かってきました。猟師は一本の矢を放って、ライオンに怪我をさせて言いました。「見ろ、今のはおれの家來だぞ。今度は、おれが行くからな」
傷ついたライオンは、逃げ出しました。
キツネがそれを見て、「怖がる事はありませんよ。逃げなくても大丈夫です」と、言いますと、ライオンは、「そう言われても、聞くわけにはいかないよ。家來でさえこんなに痛いのだから、本人が來たらどうすればいいんだ」
大丈夫だと言われても、少しでも危険だと感じたら全力で逃げる事が賢い選択です。
ゆみ の じょうずな りょうし が、やま に かり に いきました。
どうぶつたち は、みんな にげました。
でも ライオン だけ が、りょうし に たちむかって きました。
りょうし は いっぽん の や を はなって、ライオン に けが を させて いいました。「みろ、いま のは おれ の けらい だぞ。こんど は、おれ が いく からな」
きずついた ライオン は、にげだしました。
キツネ が それ を みて、「こわがる こと は ありませんよ。にげなくても だいじょうぶ です」と、いいます と、ライオン は、「そう いわれても、きく わけ には いかないよ。
けらい で さえ こんな に いたい の だから、ほんにん が きたら どうすれば いいんだ」
だいじょうぶ だと いわれて も、すこし でも きけん だと かんじたら ぜんりょく で にげる こと が かしこい せんたく です。
擅長射箭的獵人去山里打獵。
動物們都逃走了。
但是惟獨獅子卻迎著獵人走來。
獵人放了一箭,將獅子射傷,然后說:“瞧瞧,剛才過去的是我的仆從。接下來我親自過去。”
受傷的獅子逃走了。
狐貍看了說:“不用害怕,也用不著逃跑。”
獅子聽了狐貍的話說:“盡管你那么說,可我也不能聽你的話。 仆人都讓我這么疼,要是本人來了的話,我該怎么辦呢?”
不管別人怎么說,只要稍感危險就全力逃跑,不失為明智的選擇。
【聽故事學日語】系列>>>>
(責任編輯:中大編輯)